前回紹介したゲーリーヤマモトの「ヤマセンコー」について、今回はその特徴をもう少し詳しく解説していきたいと思います。
ヤマセンコーには、マナTが自信を持って初心者にオススメできる3つの最大の特徴があります。
その3つの特徴を順を追って詳しく解説していきましょう!
目次
1.ノーシンカー(重りなし)でも飛距離が出せる。
初心者にとってキャスト時にある程度ルアー自体の重量がないと飛距離が出なかったり、トラブルのもとになったりすることが多いです。
上手くキャストできない→ストレスになる→釣り面白くない。。。
の悪循環になってしまうことも少なくありません。
そこで、ヤマセンコーの出番です。
とにかくワーム単体での自重があるのでキャストしやすく、良く飛びます。
ヤマセンコーにも様々なサイズや種類がありますが、ここでは初心者でも使い易い3インチ、4インチ、5インチの3つを基本にします。
それぞれの自重、サイズの特徴を見てみましょう。
◆ヤマセンコー3インチ
自重:約4g
初心者に超オススメのサイズです。
初めての釣りでも扱いやすいスピニングタックルで気持ちよく飛ばせるサイズです。
釣れる魚のサイズを選ばないので、魚影が濃ければ数釣りも楽しめる最強3インチです。
◆ヤマセンコー4インチ
自重:約7g
スピニングではロングキャストが狙え、ベイトでも余裕で投げられるサイズです。
マナTもこの4インチで数々のバスを釣ってきており、非常に信頼しているルアーの一つです。
◆ヤマセンコー5インチ
自重:約10.5g
スピニングで扱えるMAXウェイト、基本的にはベイトで扱った方が気持ちよく投げられるサイズです。とにかく3、4インチよりもアピール力が欲しい時、よりデカい魚を狙いたいときに使うと良いです。 上記のウェイトを見てもわかる通り、それぞれ単体でも自重があることで、「ノーシンカーリグ」での使用が容易となります。
この重りを使わない「ノーシンカー」状態というのがポイントです。 次の2.で詳しく解説しましょう。
2.自発的なアクションでフォール時、ステイ時でも魚がバイトしてくる。
初心者の方には????となったかもしれません。
分かり易く説明すると、人間側で細かい操作をしなくても自発的にフォールする時や、止めている時に水の流れなどを受けて勝手に動いてくれる。それによって魚が釣れるということです(笑)
文章で読んでもわかりづらいかもしれませんので、まずはこちらの動画をご覧ください。
釣れそうですよね?そう!釣れるんです(笑)
そしてこの自発的アクションを出すのにもっとも適したリグが、重りなどを使わない針だけをつけた「ノーシンカーリグ」なのです。 ノーシンカーリグの中にもマス針のチョン掛けや、ワッキーリグなどもありますが、私が初心者に最もおすすめしたいのでは下記のようなオフセットフックを使ったノーシンカーリグです。

このリグは、根掛かりも少なくよりストレスフリーな状態で使いやすいのでまずはここから始めてみるのをオススメします。
3.ソルト入りで、魚がバイトしたあとも簡単には離さない。
これは諸説色々とあるのであくまでも私の考えを書かせていただきます。
まず、ゲーリー素材と言われるほどゲーリーヤマモトの素材には特徴があり、塩が非常に多く含まれております。
そしてこの塩の成分が、バスが食いついた時に染み出し、その味が小魚などの血の味と似ているという説です。これについてはバスに直接確認できるわけではないので真偽は分かりません。
ただ一つ言えるのが、ヤマセンコーで釣れる時は、魚がバイトしアタリが出てから口から離すまでの時間が他のワームに比べて明らかに長いことが経験上わかっています。
(アタリに気づかずに)フッキングせずにそのまま放置するとヤマセンコーを奥まで飲み込んでいるということもしばしばあります。
これが塩の味=魚の血の味と関係しているのかわかりませんが、魚がバイトした後も簡単には離さないというのは事実であり、それにより初心者の方で魚のアタリがどのようなものかわからない方でも高確率で魚をキャッチすることができる要因となるのです。
まとめ
以上、3つのことをおさらいすると、
1.ノーシンカー(重りなし)でも飛距離が出せる。
2.自発的なアクションでフォール時、ステイ時でも魚がバイトしてくる。
3.ソルト入りで、魚がバイトしたあとも簡単には離さない。
一言でまとめれば、
投げて良く飛び、動かさなくてもエサのように釣れるルアー、それがヤマセンコーということです!!
解説していたら自分も久々に使ってみたくなってきました(笑)
今度ヤマセンコーの釣果をこのブログでも報告してその実力を証明しましょう!
バスがなかなか釣れずに悩んでいる皆様!
是非「ヤマセンコー」試してみてくださいね!!